漢方ってどんなもの?

漢方薬とは、中国が発祥の「中医学」が日本へ伝わり、中医学を元に長い年月の臨床経験の積み重ねによって私たち日本人に合った医学へと発展してきた日本固有の伝統医学のことです。

漢方は中国の医学であると思っている人が多いようですが、実は漢方や日本で育った日本の医学なのです。そしてその漢方が最近再び注目され始めています。

病院で漢方薬が処方されることもそうですが、ドラックストアでも一般向けの漢方薬が多く売られていたり、「生薬成分配合」というキャッチコピーで売られている薬であったり化粧品も増えてきており、皆さんもこれらに実際接する機会も多いのではないでしょうか?

その背景には、漢方薬が主に自然植物である生薬を抽出しており体にやさしいというイメージがあり、実際に漢方薬は正しく使用することで西洋薬よりも副作用が少なくあってもゆるいことが多いということが挙げられます。

そんな中で、漢方がどのようなものなのかを分かった上で商品を選んだり使ったりすることが効果を正しく発揮させ効果を高めることにつながるのです。

漢方薬の種類は多い!

皆さんは漢方薬の種類がどれくらいあるかご存知でしょうか?

私たちが病院で処方してもらえる保険適用の漢方薬は148種類、漢方薬局で買える漢方薬は212種類ととても多くの種類があります。また、保険診療ではなく自由診療を行なっている病院で漢方薬を出してもらう場合には自由に生薬の配合量を調節できたり配合生薬を足したり減らしたりできるのでその種類は数えきれません。

後述しますが、漢方では同じ症状でもその人その人で状態が微妙に異なってくるので、漢方薬も症状に合わせて変化します。ですから、驚くことにこの種類の漢方薬はすべて異なる症状に使われるといっても過言ではありません。

こんなにも多くの漢方がある中で、自分の状態をしっかりと把握し、それに合った漢方薬を用いることが漢方を使う上で最も重要です。

知ってほしい!漢方の理論について

漢方には、その他の医学と同じように漢方独自の理論がありその理論に基づいて治療が行われることで十分な効果が発揮されます。

理論の一部として気血水・陰陽虚実・五臓六腑などがあり、そのパラメーターを測るのに漢方的診察をし患者の状態である『証』を決定します。今回は気血水とダイエットの関係についてご紹介します。

気は私たちの生命活動の元となるエネルギーのことです。
気の流れが悪くなってしまうとストレスが生じ、食べることでそのストレスを発散しようとするので結果として太る原因になってしまいます。

血は脈管中の赤い液体のことで、全身の組織や器官に栄養分を供給したり滋潤作用があります。
血が滞ると老廃物がスムーズに排泄されなくなることで太る原因となってしまいます。

水は体内の血を除いた水液の総称で、唾液・涙・汗・鼻水・尿などがこれにあたります。
水の異常をきたすと、体内の水が代謝されないため太る原因となってしまいます。

間違っていることが多い?漢方薬への認識

これだけ漢方が世の中に浸透してきているにもかかわらず、認識が誤っていることが多いのが現状です。

例えば、「風邪の引き始めには葛根湯」とよく言われていますが、必ずしもそうではありません。たしかに葛根湯は風邪に用いられることのある処方ですが、風邪の引き始めでも葛根湯を用いるべきではない場合もあるのです。

先述したように漢方には『証』があり、その証に沿って処方を決定します。もし証があっていない場合は効果が期待できなかったり、効果はあっても十分に発揮されません。それどころか、副作用が出てしまったりむしろ体調が悪化していまうこともあるのです。

一番お伝えしたいことは、皆さんが漢方薬を使用する際に一番重要なのは自分に合った漢方薬を探してほしいということです。ご自身で判断できない場合は、医師や薬剤師に相談した上で選ぶのが良いでしょう。

漢方とダイエットの関係

先述したように、気・血・水の異常によって太った状態になっていきます。

漢方薬ではこれらを改善するのはもちろんのこと、改善されることで私たちが本来備えている代謝能力を助けてくれるのでそれによるダイエット効果は認められるでしょう。

しかし、あくまで代謝を”助けてくれる”作用なので、漢方薬の服用によるダイエットは根本的な解決にはなりません。漢方薬は薬ですから、肥満や太る原因になる体の異常を改善してくれるものであり、脂肪を燃焼したり痩せさせてくれるものではないのです。

ここでもよく勘違いが起きており、メーカーの広告で”漢方で痩せる”といったニュアンスのものがありますが、これはあくまで便通を良くしてお腹のハリを改善したりむくみを改善することにより痩せたように思われるだけで、根本的な痩せではないので注意が必要です。

漢方が得意な医師や薬剤師に相談しよう

先述したように、漢方薬を服用するにあたって重要なことは各個人の証を見極め、それに合った漢方薬を選ぶことです。
漢方薬の理論は西洋薬の理論と大きく異なるため、すべての医療従事者が漢方薬に精通しているわけではありません。

病院に勤めている医師や薬剤師、薬局に勤めている薬剤師がいますが、十分に漢方の知識を持ち合わせている人は決して多いとは言えないのではないでしょうか。

しかしながら、最近では漢方の勉強をしている医師や薬剤師も増えてきており、漢方が適正使用される環境も整ってきています。

証を判断するためにはやはり専門知識を持ち合わせた人を訪ねて意見を聞くことをオススメします。そしてそれに合った漢方薬を使用しましょう。

肥満の場合や痩せたいという場合にも、あなたの体の状態を見極めて最適な漢方薬を勧めてくれることでしょう。そのためには、自分の近所や行動できる範囲に漢方を相談できる医師や薬剤師または病院や薬局、漢方薬局などがあるかどうか調べてくことが重要です。

漢方薬だけではダメ!日頃の生活習慣が一番重要

漢方薬は体質や体の異常を改善してくれることにより見かけの太りを改善してくれるが、根本的な太りの解決ができるわけではないことは先述しました。
つまりダイエットをする上で重要なのは、もちろん見かけの太りを改善することもその内ですが、太ってしまう根本的な原因を改善することにあります。

ダイエットの基本は運動と食事であり、漢方薬をダイエットに取り入れる場合も同様です。

先述したように漢方は見かけの太りや太りにつながる体の異常を改善することはできますがそれは根本的な太りの原因の改善ではありません。しっかりと運動をし、食生活に気をつけた生活を送ることで根本的な改善につながります。

OLIVAではダイエットのための運動や食事についてたくさんご紹介しています。自分にできそうなものから少しずつ生活に取り入れていき、それを習慣化してダイエットを進めていきましょう。

漢方は有効。でも生活習慣の改善が一番!

これまでお話ししてきたように、漢方薬をダイエットに取り入れることは有効な方法の一つとして選択肢とすることができるでしょう。

しかし、あくまで見かけの改善であるため根本的な解決策ではありません。ダイエットの基本は運動と食事であり、これらをメインにしっかりと行い漢方薬を補助的に使うのか良いでしょう。

太りの改善だけでなく、今後漢方を使って他の病気の治療を行うこともあるでしょうから、漢方をよく知っている信頼できる医師や薬剤師を見つけておくのも良いかもしれません。

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